2026年 春ドラマ 月曜9時から
ネタバレありの感想です。
宇宙に浮かぶ星々。
それらは、最初は小さな塵だった。
小さなものが集まり、いくつも重なることで、やがて大きくなり、光を放つ。
夢もまた同じだ。
重なり合うことで、まばゆい光を放つ。
まずは一番からと言いながら、完成品を食べる彩花たち4人。
普通においしい、醤油増やして大丈夫?、先輩のは長期保存でうま味が落ちたから、味付けをしっかりした方がいいと話し合っている。
朝野たち先生3人が、まさか藤倉たちがと話している。
すぐ引き継いでくれて嬉しかったでしょ?と奈未に聞く。
めっちゃ嬉しかった、急に呼び出されて。
宇宙サバ缶の実習を引き継いでもいいですか?
探求学習発表会で先輩たちの話を聞いて、チャレンジしてみたくなった。
先輩たちの夢私たちが叶えます。
嬉しくて泣きそうな奈未。
探求学習発表会すごく感動したと話している彩花たち4人。
JAXAから一つ要望があり、宇宙では食べる時にスプーンを使うため、サバをスプーンで食べやすい柔らかさにしてほしいとのこと。
新たな課題。
宇宙は遠いなと言う黒瀬。
味と柔らかさの改良を自分たちで頑張っているが、限界があるためみんなにも協力してもらうという。
漁港で漁師たちに試食をお願いする。
話が逸れる漁師たち。
元たこ焼き屋のドーナツ屋、田所にもお願いする。
身はちょっと硬い、スプーンで食べにくそう。
もう少し柔らかい方がいい、砂糖を使ってみては?
身がふっくらする、照りが出る、おかんの味。
小浜食堂でも、確かに砂糖が必要。酒みりん砂糖のバランスが大事。 砂糖を増やすだけじゃなく、入れるタイミングも大事。最初から入れるか後から入れるか。
砂糖の種類も、上白糖とザラメ糖など、それぞれ風味が違う。
黒ノートを確認すると、先輩がすでに試していた。
何年も頑張ってきたから、試してきたことたくさんあるだろうねという食堂の和子。
先輩に感謝しないと、試さなくていい分、楽でいいという店主。
楽って言い方は無いと和子に注意される。
やっぱりそうですよね、先輩が何年も苦労してきたのに、ちょっと頑張っただけで、私らが認証取れたら、申し訳ないっていうか…。
重苦しい空気になり、店主は和子に目で責められる。
下校する彩花たち4人。
本当に私たちが飛ばしていいのかな。
先輩たちに飛ばさせてあげたかった。
先輩らの夢だしね。
彩花は、うちらの夢でしょ、じゃあやめる?中途半端な気持ちなら、最初から引き継がないほうがいいと言う。
先輩たちに悪いって思うなら、なおさら本気でやらないといけない。
まだ始めたばかりなのに、なんでもう認証が取れるみたいになってるわけ?
そんなこと言ってないと言い争う乃愛・美咲と彩花。 結がやめようと言うが聞いていない。
食堂に来ている朝野と奈未。
生徒たちが来て、熱心に味のこと聞いていったと話す和子。
店主は、奈未のクラスなんだって?奈未も成長したな、これでもう朝野先生も現場離れても大丈夫だと言う。
朝野はまだ奈未に教育委員会の話はしていない。
また和子に目で責められる。今日は地雷踏みまくりや…と店の奥に連れて行かれる。
どういうこと?と聞かれ、言うのが遅くなった、教育委員会から話が来ててと話す朝野。
探求学習を県全体に広めるのを手伝ってほしいって。
サバ缶が認証されたら行こうと思ってる。
現場に残りたいって気持ちがずっと強かったけど、次の世代の先生たちに託していかなきゃって。
言うのが遅くなってごめん。
奈未は、なんか複雑、認証取れたら先生いなくなってしまう、最悪と言う。
ごめんと言う朝野に、笑いながら冗談と言う奈未。先生が決めたことなら、ねっ。
店の奥から店主の叫び声が響く…。
2018年はやぶさ2は、小惑星リュウグウに複数のロボットを投下する、世界初の実験に挑んだ。
彩花たち4人は実習をしている。
砂糖増やしたらバランス良くなった、味はいい方向、身の柔らかさはまだ硬い、砂糖でもあまり変わらない。
砂糖の量はこのまま、くず粉の粘度を壊さないように、身が柔らかくなる組み合わせを探そう。
それを聞き、くず粉なら先輩らのデータがあるし、順番に試していけばいいだけだと話す乃愛。
彩花は、先輩だって見落としもある、過去のデータもいいけど、うちらで一から試そうと言う。
でも先輩らがずっとやってきたんだし、まずはそれを…。
その先輩らって何なん?うちらはうちら!と言う彩花。
美咲は、乃愛は普通に言っただけ、何でそこに突っかかる?と言う。
全然意味がわからないんだけど。
言い争い出ていく彩花。
足早に歩いていく彩花を見て、奈未が声を掛ける。
実習室では、体育会系すぎる、何が気に食わないのか全然わからないと話している乃愛と美咲。
結は、それだけ真剣だってことだと言う。
中学の時もあんな感じだった?と聞かれ、ずっと部活頑張ってたと答える。
陸上すごかったのは認めるけど…、全然楽しくない。
こんなんなら、みんなで普通に遊んでた時の方が楽しかった。
そのやりとりを何も言わずに聞いている結。
実習室に朝野が入ってきて、先生聞いてと言う乃愛。
彩花は、奈未に話している。
彩花は、サバ缶は自分の夢だと思ってやってる。
美咲たちは、先輩たちが何年もかけてやってきた夢で、途中から入っただけ、自分たちの夢と思えない。
何それ?と思ってしまう彩花。本気でやってたらそうはならないと言う。
結は、先輩たちのやってきたことを、自分たちの代で形にする、それが私たちの役目なのかなと思うと言う。
先生、間違ってる?と朝野と奈未はそれぞれで聞かれる。
職員室でそのことを話す。
どっちの考えもわかる、間違ってない、だからややこしい。
託された側の気持ちなんて考えたことなかったけど、今はちょっと分かると言う奈未。
私も先生に託されたみたいなもの、こっちは色々考える。
もっと必死で頑張らないととか、本当に自分で大丈夫なのかなとか…。
朝、実習室に来た彩花。
乃愛たちは、今日は朝来ないってと結から聞く。
職員室では、朝野先生の話聞いたと黒瀬に話す奈未。
いつかはこんな日が来るのかなって思ってたけどと言いながらノートに何か書いている。
それは?と聞かれ、朝野先生に聞いておきたいことをまとめているという。
そんなことしなくても、奈未は奈未だと言う黒瀬。
そうは言っても、今のうちだしと言う奈未。
学校のすぐ近くの海で、アマモを植えて海をきれいにする、マーメイドプロジェクトをやる。
11年前に、海が汚くなっていくのを見かねた生徒たちが提案したのが始まり。
毎年、卒業前の3年生が手入れしていたけど、今日は2年生のみんなにもやってもらおうと思う。
生徒たちみんなで植えていく。
彩花や美咲たちは、ちょっと気まずそうだが、でもちゃんとやりとりしている。
作業が終わり、やってみてどうだったと乃愛たちに聞く朝野。
疲れたけど、見た感じ全然変わらないから、やった気がしないと言う。
もしやめたらどうなると思う?と聞かれ、汚かった頃に戻ってしまうと答える結。
うなずきながら、続けてきたから、少しずつきれいになっていってると言う朝野。
11年かけて、生徒一人一人がアマモを植え続けてきた。
作業は地味だけど、少しずつ育ててきた。
サバ缶の実習も同じ、先輩たちが始めて、町の人が手伝ってくれて、先生が関わって、JAXAの人たちがサポートしてくれて、みんなで少しずつ育ててきた。
今は君たちが育ててくれようとしている。
先輩たちだけの夢でもないし、自分たちだけの夢でもない。
みんなで育ててきた、みんなの夢だ。
彩花たちは、4人で下校している。
何か言いたいけど言えない空気が流れる。
乃愛が、明日の朝何時にする?と聞く。
いつも通り7時半でと答える彩花。
寝坊しないでよと言う美咲。
みんなで仲良く帰っていく。
翌朝、4人はみんなやる気がある。
試作品が出来上がり、いい匂い、味は染み込んでそう、あとは柔らかさ。
触るとやっぱり硬い。
職員室では、朝野と奈未が話している。
保存期間を考えると、今月中にJAXAに出さないといけないから、土日もやりたいと言われたという奈未。
そうでもしないと卒業まで間に合わない、ここからは時間との勝負も加わる。
奈未のノートが目に入る。
朝野先生に聞きたいことまとめてたと言う奈未。
朝野は、教師がやれることなんて、そう多くはないと思うと言う。
生徒のちょっとした気づきとか、一歩踏み込んだ瞬間を見逃さないこと。それを一緒に楽しむこと。まあそれくらいだと言う。
また試作品が完成する。身は柔らかくなったが、今度は皮が剥がれてくっついている。
何が原因か思いつかず、行き詰まる。
一回休憩で、ドーナツを買いに行く。
ドーナツ屋で、柚希がアメリカに行ったことを知る。
何しにいったのかは知らないが、暇ができたら遊びに行くと言う田所。
アメリカで、本場のプロレスを観戦したい。
昔は、テレビでよくやっていた、長州力やドラゴン藤波や…。
プロレスっていうのは、関節技が面白いといい、自分の等身大ボードに技をかける。
力ずくではダメ、神経を遮断する。じっくりと神経を締めつけると、筋肉は力が入らなくなり、体が言うことを聞かなくなる。最終的にフニャフニャになる。
その話を聞き、それだ!と思いつく乃愛と美咲。急いで戻る。
何があったのか、全くわからない田所。
戻って神経締めの話をする2人。
魚は死後硬直で身が硬くなるから、神経締めすると死後硬直が遅くなって、もっと柔らかくなるのでは?と言っている。
朝野は、それはあるかも、釣り上げられた魚が、バタバタと動くことでエネルギーが消費されうま味成分が減るとは言われていると話す。
ノートには、神経締めのことは書いていなかった。
この4人での大発明じゃん!と盛り上がる。
奈未にやってみてもいいか確認すると、もちろん、やってみなわからんと返事がくる。
でも、神経締めってどうやってやるの?と言うと、それならちゃんと教えてくれる先生がいると奈未は言う。
わしが神経締めの達人や!と漁師の須崎が来ている。
須崎を見て不安になり、奈未を見る4人。大丈夫、神経締めと言えば須崎さん、小浜の常識だと言う奈未。
サバの模型を使って説明をする。実際にやってみたいのなら、創亮にサバを持ってこさせると言う須崎。
やる!やるしかないと言う4人。
先輩たちのデータに頼るだけじゃなく、自分たちだけで新しい答えを探している感じがいい、ワクワクすると言っている。
それを聞き、朝野に言われた教師がやれる事の話を思い出す奈未。
みんなの夢、絶対に私たちで飛ばそうと言う彩花。
よし!おーっとみんなで気合いを入れる。
早速神経締めをやっていく。
神経締め比較実験。
試作品が完成する。柔らかく、皮も剥がれていない、臭みも全くない。
朝野はひと口食べ、めっちゃおいしいと言う。
彩花はみんなに資料を見せながら、うま味成分も全然減ってないと話す。
身が柔らかくなったことで、サバに味が染み込んだんじゃない?
神経締め最強!
てことは…、宇宙サバ缶完成したんじゃない?
やった〜!と抱き合い喜ぶ4人。奈未も一緒に輪に入って喜ぶ。朝野も嬉しそうにしている。
黒ノートに写真を貼り、今回のことを書き込む。
「宇宙サバ缶 完成‼️」
JAXAの木島の元にサバ缶が届く。
これより保存期間に入ります。
はやぶさ2が挑んだ実験は、失敗すれば機体そのものを失うかもしれない、危険な挑戦だった。
それでも、はやぶさ2は前へ進んだ。
まだ誰も見たことのない、その奥にあるものを見るために。
2019年
やばいやばい!と言いながら、学校の廊下を走っている乃愛。
認証の結果出たって!と3人に知らせる。どっち?わからんと話している。
でも、JAXAの人たちがここに来るって!
奈未も、JAXAの人たち、もう来ると知らせに来る。
木島と皆川が学校に到着する。
1年半の保存期間を終えたサバ缶です、どうぞと朝野に促す。
朝野は蓋を開け、においを嗅ぐ。匂いに変わりはありますか?ありません。
では中身の確認をと言われスプーンを差し込む。身も柔らかいままです。
では食べてみてください。ひと口食べて、何度も小さくうなずき、おいしいと言う。
木島は、宇宙が…見えてきましたねと言う。
生徒の皆さん一人一人が試行錯誤をしていく中で、宇宙へ飛ばしたいという一つの夢を共有し、たくさんの発想や思いが重なった時、唯一無二の新しい宇宙食が完成できるはずだと信じていました。
こういうプロジェクトというのは、何があっても折れません。折れようがありません。
だから、ここまでたどり着くことができたのだと、僕はそう思っています。
サバ醤油味つけ缶詰を、33番目の宇宙日本食として、認証いたします。
やった、取れたと言いながら、泣いている4人。奈未、朝野、皆川も泣いている。
4人に、おめでとうと言う奈未。
皆川は、朝野先生、おめでとうございます。とうとうやりましたねと言う。
木島は、どうしても直接会ってお伝えしたかったんですけど…、長い時間をかけて、おいしい宇宙食を開発してくださり、本当にありがとうございましたと言って、頭を下げた。
喜び中のところ申し訳ないのですが、皆さんに一つだけお伝えしなければならない大事なことがあります。
えっと、その、あの、何か問題が?と焦る朝野。
木島は、認証式を執り行いたいので段取りをと言う。
安心する一同。
木島は、宇宙飛行士の奥山に、認証式で宇宙飛行士として夢の話をしてほしいと頼んでいる。
生徒たちは、ただ宇宙食を作ったわけじゃない、何年もかけて、宇宙へ行く夢を繋いできた。
だから夢の話をしてほしい。
奈未は、認証式には行かずに学校にいる。
行かなくてよかったのか聞かれ、この15年ずっと生徒たちと一緒にいたのは朝野先生。最後まで、ちゃんと見守ってきてもらうと言っている。
朝野への質問を書いたノートをしまう奈未を見て、朝野先生に聞かなくていいのか?と言われる。
教師がやれることなんて、そう多くはないしなと言う奈未。
黒瀬は、どっかで聞いたようなセリフだと言う。
JAXA筑波宇宙センターにて、宇宙日本食認証式典が始まる。
認証書の授与。
若狭小浜高等学校 海洋科学科の皆さんが開発した、サバ醤油味つけ缶詰を、宇宙日本食として認証いたします。
高校生が宇宙食を作る、これは世界で初めての名誉ある快挙です。本当におめでとうございます。
拍手が沸き起こる。
うなずきながら、嬉しそうに笑う朝野。
奥山宇宙飛行士から、生徒の皆さんへ向けてのお話。
認証おめでとうございます。
今後、このサバ缶が宇宙へ飛ぶためには、日本人宇宙飛行士に、この味が食べたいと、数ある宇宙食の中から選ばれる必要があります。
宇宙にいるとき、一番恋しくなるのは、家庭の味です。
愛情のこもった温かい味、何年もかけて開発していただいたこのサバ缶には、きっとそんな味が含まれているはずです。
選ばれる日もそう遠くはないと思います。
今日は、その話とは別に、夢の話をさせてください。
夢と聞くと、キラキラしたすてきなものをイメージするかと思いますが、実際はそればかりではありません。
私も、何回も挫折を経験してきました。
その間、ずっと支えてくれた人たちがいます。
技術を開発する人、訓練を支える人、健康を管理する人。
表には出ませんが、その人たちがいなければ、私は宇宙へ行くことはできませんでした。
夢は、自分1人のものではない、私はそう思っています。
このサバ缶は、まさにその象徴です。
最初に夢を持った人たちがいて、その夢に動かされた人たちがいて、そして今、ここに立っている君たちがいる。
全てが繋がっている。
夢は、時に残酷です。自分一人では、どれだけ手を伸ばしても、届かない場所がある。
でも、その夢が誰かの夢と合わさって、また次の誰かへと繋がっていった時、一人では叶えられなかった夢が、みんなの夢として叶うことがある。
高く、遠く、自分ではたどり着けなかった場所へと、届くことがある。
今、ISSでは、真中宇宙飛行士たちが滞在しています。
このサバ缶が宇宙で食べられる日を、心から楽しみにしています。
本当に、おめでとうございます。
そして、ありがとう。
拍手が沸き起こる。
朝野は涙をにじませている。
式典が終わり、奥山にお礼を言う朝野。
奥山は、素晴らしい式典に参加できて光栄ですと言う。
朝野が、夢の話、しっかり生徒たちに届いたと思いますと言うと、木島から頼まれたという奥山。
夢の一員にしてくれて嬉しかったって、皆さんにとても感謝していた。
それを聞き、嬉しそうな朝野。
彩花たち4人は、楽しそうに歩いている。
学校には、宇宙日本食認証書や写真、「サバ缶宇宙へ」の新聞記事の切り抜きが新たに飾られている。
真中宇宙飛行士がツイートしてくれてる!と盛り上がる4人。
宇宙で食べたいってこと?ことやろ!急に緊張してきたと盛り上がる。
4人がいる場所へ走る朝野と奈未。
次の補給船でサバ缶宇宙へ行くってと伝える。
本当にうちらのサバ缶宇宙へ行くんだ…。


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