2026年 春ドラマ 火曜9時から
ネタバレありの感想です。
商店街の危機。
更紗への想い。
失われる故郷。
変えられない歴史。
光誠への疑念。
苦悩する未来。
2022年、友野が商店街会長の家に来ている。
いつものメンバーが揃っている。
今日は、皆さんに大切なお知らせがあります。
NEOXISは、あかり商店街の買収交渉を進めることになりました。
お金をお支払いして、立ち退いていただくということです。
立退料や立ち退き後の生活については、できる限り皆さんに寄り添いたいと考えています。
怒り出す商店街の人たち。
それでも英梨の婚約者か、見損なった、出てけ!
下を向く友野。
出て行った友野に声をかける英人。
なんだか申し訳ない。根尾社長は、良い条件を出してくれてるとは思う。みんな気が立ってて…。
友野は、それでも今の僕にできるのは、少しでもいい条件を用意することだと言う。
家に戻ると、誰が出ていくか、商店街には蓄えがあるんだしと話している。
会長と金平が下を向き話し始める。
その蓄えを俺たちでもっと増やそうと思ってね…。
株に投資して全て失った、すまない。
頭を下げる2人。
なんなのよ、ふざけんな、何やってるのよと責められる。
しかし、まあいっか、みんなのために増やそうとしたんだし、英人と更紗がいなかったらないお金だしと言い始める。
それもそうだと言い、とりあえず飲むしかないと言っている。
飲んで忘れちゃおうと盛り上がる。
<駄目なのかもしれない、この人たちが>
<だからこそ、いとしくも思える>
東郷の会社に来ている英人と一萬田。
商店街への支援を約束してくださった、商店街の商品を蒼萬のネット通販で扱ってほしいと交渉している。
私が一番償いたい相手は根尾くん、NEOXISと立ち退きで敵対するあなたたち商店街を支援するというのは…。
スーパー蒼萬荒川店を閉じることで、商店街への償いは十分に果たせるのでと言い帰る一萬田。
英人君の能力を持ってしてもこんな苦境になるとはと言う東郷。
一萬田社長は、支援する理由が欲しいのかもしれない。
例えば、彼が喜ぶような未来の情報とか…。
<また僕に、以前の記憶を…?>
金平は電話で、仕事回してくれて助かる、恩に着る、また頼むと話している。
働いている様子を見て、頑張ってるねと言う更紗。
金平は、反省してる、楽してもうけようとして、更紗が稼いだ金まで使い果たしちゃって、ダメな父親だと言っている。
でも、お父さんが働く姿が好きだったから、お金が無くなってよかったかもと更紗は言う。
NEOXISでは、立退料と立ち退き後の移転先について話している。
みんな同じビルに移転し、一緒に働けるのが理想と言っている友野。
立退料を払うのに、そこまでする必要は…と言う土屋。
財部も、立退料も高すぎるのではと言っている。
まあいい、FOR THE PEOPLEの理念は、あかり商店街の人々にもささげないと、ねえ?英梨ちゃんと英梨を見る根尾。
お心遣い、感謝しますと答える英梨。
根尾は、問題はそのスピード、年度内に成果を出せなければ、土屋さんと財部さんに担当してもらうことになりますと言う。
帰宅して、立ち退きについて話している英梨。
土屋と財部なら、立退料もたたかれ、立ち退き後のことなんか何もしてくれないと思う。
乱暴な立ち退きも仕掛けてくるかもしれない。
だけど、友野くんがいくら考えてくれたとしても、みんながここにいたい思いは変わらない、ここは俺たちのふるさとなんだと言う会長。
その頃更紗は、根尾にもらった名刺を見ていた。
根尾は、更紗から買った商店街の絵を見ている。
2023年、みんなの努力もむなしく、商店街に客は戻らなかった。
NEOXISでは、友野が商店街の立ち退き担当から外れると言われている。
約束の期限までに成果を上げられなかった、あとは我々のやり方でやると言う土屋と財部。
未来と同じように、加代が店を閉めて引っ越していく。
未来と同じように、立ち退き交渉をしている。
立退料2倍で。怒る商店街の人たち。
モニターを見ながら、状況次第で人はいくらでも変わると言う根尾。
立退料5倍で。
友野は一緒に見ながら、この人たちからふるさとを取り上げるというのは僕は…と言う。
根尾は、FOR THE PEOPLE、僕は、これから先必要になるお金を渡してあげたいんですと言った。
2024年、金平が電話で、話が違うと声を荒げている。 いきなり発注停止。
NEOXISでは、商店街の仕入れルートはほぼ止めた、工場への仕事の発注も無くなったところ、立ち退きは時間の問題と話している。
仕事を妨害して、兵糧攻めのようなまねが許されるのかと言う友野。
これは社長の至上命令ですよと言われてしまう。
クリーニング野本に電話がかかってきて、出ると根尾社長で驚く会長。
根尾は、意地を張るのはもうやめませんか、皆さんも本当は苦しいのでは?
立ち退きを決めて、商店街の人間を楽にして差し上げるのもあなたの役目ではと言う。
もし立ち退きに合意してくださった場合のあなたへの報酬、1億円と言っている。
会長は、お断りします。誰もが金にひれ伏すわけじゃない。
どうしたら君のような人間が出来上がるのか、親の顔が見てみたい、君が哀れでならないと言っている。
根尾は笑い、まさかあなたにそんなことを言われるとは…、じゃあお互いベストを尽くしましょうと言って電話を切った。
商店街会長の家では、未来と同じように、みんなで集まって酒を飲みながら愚痴っている。
金平は飲みすぎている。
また借金がかさんじまうと言う金平に、頑張ろうと言うと、どうやって頑張ればいいと言っている。
飲みすぎてふらふらで、みんなの肩を借りて帰っていく金平。
<このままだと、前と同じように、金平さんは悲劇の道をたどってしまう>
<記憶では、金平さんが亡くなったのは、シルバーウィークの最終日、 9月23日>
<時間がない>
根尾からもらった名刺を見ている更紗。
金平の工場を訪ねる英人。金平さん元気?と更紗に聞く。
工場で1人で酒を飲んでいる姿を見ながら、ああやって毎日1人で飲んでると答える。
英人に気付き、一緒に飲もうと誘う金平。
付き合う英人。
金平は、近頃昔のことばかり思い出すと話し始める。
更紗が3歳の時、寝てたはずの更紗がいなくなった。
死んだ母ちゃんが、更紗がいない!と大声で叫びながら裸足で飛び出してって。
商店街のみんなが必死になって捜してくれて。
そしたら、プップップって、クラクションの音が聞こえてきて。
見たら、更紗がよちよち歩いてた。
その後ろを、トラックがクラクション鳴らしてノロノロ追いかけてた。
慌てた母ちゃんがつまずいて転んで。
そしたら更紗が、お母さん大丈夫?って頭をなでて。
その時の母ちゃんと更紗が、すごく愛おしくて。
一緒に捜してくれた商店街のみんながありがたくて。
俺のせいでこんなことになってしまって、情けなくて嫌になる。
酒を飲み、下を向く金平。
英人は背中をさすりながら、大丈夫、商店街なんとかする、いい知らせ持ってくると言う。
お前本当に優しいな、頼もしい男になったと金平は言う。
机に突っ伏して寝てしまう金平。
英人は、随分参ってるみたいだから、様子見てあげてと更紗に言う。
<金平さんの自殺は、首吊りだったと聞いたことがある>
ロープや延長コードなどを借りて帰る英人。
不思議に思う更紗。
東郷のバーに来ている英人と一萬田。
四条の土地を買い上げて、それを根尾に譲渡してほしいと交渉している。
それにいくらかかるのか、わかった上で言っている?と言われ、英人は株価が爆発する仮想通貨の会社の話をする。
願いを聞いてくださるなら、予見できる限りの情報をお伝えします。
東郷は、これはすごい、決断次第で打ち出の小槌を手に入れたも同然と言う。
私はお金ではなく、英人くんの必死な姿に心動かされたんです、やれる限りのことはやってみるよと言う一萬田。
耳鳴りがし、倒れる英人。
<その代償は命である>
病院のベッドに寝ている英人。
検査結果は異常なし、でも意識が戻ったかと思えばまた眠りに落ちるの繰り返し。
目を覚まし、俺のことはいいから金平さんについてやってほしい、せめてシルバーウィークが終わるまでと言う英人。
金平は酒を飲んでいる。
更紗が、お父さん飲み過ぎだよと言うと、小さい頃にもよく言われたと言う金平。
昔から、優しい自慢の娘。
しかも絵であんな賞を取って、すげえよ。
だけど、NEOXISとの縁はもう切れたんだろ?大事なスポンサーだったのに。
更紗は、そういうのはどうでもいい、私は描きたい絵を描くだけと言う。
明日の朝何食べたい?と聞くと、秀子のコロッケとメンチ、それさえあれば、明日も元気いっぱい乗り切れると言う金平。
英人は病院で目を覚まし、スマホを確認する。
9月23日、シルバーウイーク最終日。
まずいと全速で走る英人。
コロッケとメンチを買って帰宅する更紗。
その後に工場に着く英人。
作業服で首を吊っていたが、外れて下に落ち、気を失っている。
英人は急いで確認し、まだ息はある!救急車!と言う。
立ちすくむ更紗。
金平はICUにいる。意識が回復するまで予断を許さない状態。
あいつらの立ち退きのせいだと話す一同。
英人は、ごめん俺のせいだと言う。
全然意味わかんない、わかるように説明してと更紗が言うが、英人の携帯が鳴り外へ行ってしまう。
東郷からの電話。土地の件、一萬田が奔走してくれたが、残念ながら諦めてくださいと言われる。
病院には、英梨・友野・根尾がお見舞いに来る。
黙って頭を下げる根尾。
見舞いって、あんたが金平さんを追い込んだんだろうが!と掴みかかる猪瀬。
それでも黙って頭を下げる。
金封を更紗に渡す根尾、それを取って根尾に投げつける。
散らばったお金を拾う根尾。集めて封に戻し、置いて去っていく。
<まさか更紗が…?>
<金平さんがこんなことになって…>
<更紗がそんな…>
NEOXISで話している根尾と友野。
これがFOR THE PEOPLEですか?
今の社長は、立ち上げた頃の志を見失っているのでは?
根尾は、福祉事業で社会的信用は手に入れた、今は別次元のステージに来ていると言う。
つまり世に出るための手段でしかなったと?と言う友野。
今は、トップを争うゲームの真っただ中、君はなぜ楽しまない?僕はトップに上り詰める道を見つけたと根尾は言う。
友野は、金平さんを追い詰めたのは、あなたであり僕らですと言い社長室を出ていく。
英梨が、友野から預かった退職願を持ってくる。未来と同じことを言う根尾。英梨も、自分の退職願を出す。
夜、根尾は未来と同じように、自宅で1人シャンパンを開け、開けた時にこぼれても気にせず、一気に飲み干していた。
金平はずっと眠ったまま。待つしかない。
このまま目覚めなかったらどうしようと不安そうな更紗。
会長の家に集まる商店街の人たち。
会長は、残ったメンバーで、今後の商店街をどう盛り上げるか話し合いたいという。
猪瀬は、長野の親戚から工場を継がないかと誘われている。
でも、みんなが商店街に残るなら行かないと言っている。
会長は、俺もみんなともこの街とも離れたくないと言う。
秀子は、もう思いを押し付けるのはそろそろにしたら?と言う。
ここにいたい思いはみんな一緒。
でもここにいたらみんな野垂れ死にだよ。
生きていくためには、何かを諦めないと…。
猪瀬・鹿内・蝶野はまだまだ未来がある。ここに縛り付けといてどうする。
こいつら馬鹿でいいやつだから、あんたに付き合っちゃうよ⁉︎
その未来の責任を取れるの?
思い出はみんなの胸に生き続ける。
またみんなが集まれることを夢見て…もう解散でいいんじゃない?
会長は、わかった、少しだけ時間をくれ。それまでにやれることをやってから、覚悟を決めたいと言った。
商店街のベンチに、しょんぼりと座っている会長。
英人は話を聞き、それで父さんは何か策はないの?と聞く。
何もない、悪あがき。突然何かいい案が思い浮かぶかもしれないと思って。
俺も色々考えたけど、難しいと英人は言う。
会長は、最初の頃に友野くんに従ってたら、みんなが同じ場所で暮らせてたのになと肩を落とす。
チラシが飛んでくる。蒼萬閉店セール。
それを見て、策が一つあった!と嬉しそうな英人。
東郷のバーに来ている英人と一萬田。
予見通り、仮想通貨メタゴール社の株価が上昇し、大きな利益をいただいたと話す一萬田。
なのに商店街の力になれず、本当に申し訳ない。
そこでお願いがある。
スーパー蒼萬荒川店の跡地を、僕たちに譲っていただきたい。
そうすれば、そっちに移り住むことができる。ふるさとの近くに住むことができる。
東郷は、あの土地は借地だが、地権者との関係は良好なんですよね?と聞く。
一萬田は、金額さえ折り合いがつけば入手できる可能性は高いかとと言う。
英人は、なんとかお願いします、命に代えてでも、この土地を手に入れたいんですと言う。
君がそこまで言うなら、全力で対応させていただきますよという一萬田。
金平のところに報告にきた英人。
希望が見えてきた。スーパー蒼萬の跡地、一萬田さんが全力で買い上げてくれるって約束してくれた。
またその場所でみんなでやり直せるかもしれないと話す。
眠っている金平にみんなが声をかける。
聞こえた?いい知らせが舞い込んだよ。
お父さん、英人に感謝しなきゃね!
その時、金平の手が動き目を開く。
金平は、まだ夢の続きかな…?みんなでやり直そうって盛り上がる夢を見ていた…と言う。
夢の続きはここから、みんなでやり直そう、元気になってまた飲まなきゃとみんなが励ます。
嬉しいねえ、またみんなと飲めるなんて…ありがとう…。
<とうとう、歴史が変わった>
クリーニング野本で、話をしている家族3人と友野。
友野は、僕たちはNEOXISを辞めて、2人で福祉事業の会社を立ち上げるつもりですと言う。
英梨も、それが元々私たちがやりたかったことだと言っている。
家の外で話す英人と友野。
会社を辞める前の社長はどうだったと聞くと、何を言っても聞き入れてくれない、上昇志向一辺倒で、トップに上り詰める道を見つけたと…。
英人は、もしかしたら根尾社長は、もう周りの人間を信じていないのかもしれないと言う。
でも僕は、根尾社長の理念と志を忘れません。
買収が一段落したら、元の社長に戻ってくれると信じていますと言う友野。
英人は、あまり過度な期待はしない方がいい、期待すればするほど裏切られた時の失望が大きいと言う。
友野が商店街から帰ろうと歩いていると、お時間いいですかと更紗が来る。
英人のこと。父がああなることを初めから知っていたような気がして…。
ロープやコードを持ち去ったり、ずっと父に付き添ってろって念を押したり、父がああなったのは、自分のせいだって…。
温暖化対策やコロナグッズでも、まるで先のことが分かっているような振る舞いで…。
友野も、実は僕も未来を見抜く力には何度も驚かされてきました。
落下物を頭に受けて、生死をさまよった事故があったんですよね?
東郷さんは、それがきっかけでそういう能力が芽生えたのではないかと考えていて…。
未来を予見する能力。
更紗は、それは能力ではなく記憶かもしれないと言う。
この小説を英人の部屋で見つけた。
「未来の記憶」
歴史を変えて成功を得たものは、その代償を払う日が来る。その代償は命である…?
私の英人への違和感は、それが理由なのではないかと…。
英人さんは、一度死んで、生まれ変わった…?
怖いんです、もし英人が私が思う英人とは違う人間だったとしたら…。
東郷の会社に来ている英人。
東郷が、残念なお知らせですと言って入ってくる。
一萬田社長は、スーパー蒼萬荒川店の跡地を買えなかった。
相場をはるかに超える金額で買収に動いていた人物がいた。
根尾光誠くんだ。
<なぜ…もう1人の僕は…俺をこれほどまでに苦しめるのか?>
簡単な感想
ダメな商店街の人たちを見て、「だからこそ、いとしくも思える」と言う英人は、本当に英人になっている。もう根尾ではない。
更紗もいい娘だね、「働く姿が好きだったから、お金がなくなって良かったかも」なんて、私なら絶対そうは思えない。更紗は、お金よりも大事なものがあるって事か。
金平の昔話泣けてくる。
土屋や財部のやり方もひどいが、立ち退きに合意したら1億円と言う根尾は、いろんな意味ですごいわ。
東郷の言い方、ほんといやらしい。支援理由というか見返りだろ。打ち出の小槌って(笑)
秀子の、会長に話すところも良かった。若者たちの未来を、自分の子供のことのように考えてる。
まー、更紗は、さすがに変だなって気付くよね。英人と、たくさん思い出もあるだろうしね。
根尾が、蒼萬荒川店の跡地を買ったのは、何のためなんだろう…?
それにしても、大きな出来事の歴史が変わった。元根尾の考える力と、英人の優しさとが合わさって、すごい人になっている。でも、代償を払う時が来てしまうのかな。

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