サバ缶、宇宙へ行く #8 ドラマの内容と感想  #鍵ドラ

2026年 春ドラマ

2026年 春ドラマ 月曜9時から
ネタバレありの感想です。

地球は繋がっている。
海も、空も、風も。
誰かが思い描いた夢が、
地球上の距離を縮めてきた。
1人の夢ではたどり着けない。
つながることで、遠くへ飛べる。

2015年
小浜食堂では、朝野と奈未・漁師たちが、宇宙日本食の特集をテレビを見ている。
小浜から宇宙へ、福井県小浜市にある若狭小浜高校・海洋科学科。
瑠夏たちが映り盛り上がる漁師たち。
映っているので、カッコつけているように見える朝野。
特集の締めは、朝野のクラーク博士のマネ?で終わる。

JAXAでは、木島・皆川・東口がご飯を食べながら話している。
木島は、宇宙日本食の募集があるから出してみないかと、直接朝野先生に言ったと話している。
でも、その時は廃校の問題で学校がどうなるかわからない状況、それでも挑戦させてほしいと答えが来たという。
本当に大変なのはここからと木島が言うと、言いづらいのですが、しばらく木島君1人になるかもと言う東口。
フライトディレクターに空きができ、私に決まるそうですと言っている。
おめでとうと言うと、木島君のおかげ、夢を思い出させてくれた、必ず宇宙飛行士になってくださいと言う。
先に、待ってますからと2本の指で敬礼のような仕草をしている。 

2015年、小惑星探査機はやぶさ2は、地球の重力を利用して加速し、はるかかなたの小惑星へと向かった。
新たな挑戦が始まろうとしていた。

朝、学校では黒瀬が電話をとっていた。教育委員会から朝野への電話。
生徒たちは、テレビに出たのすごいと盛り上がっている。
奏仁は、まだただの候補で、俺らはまだ何もやっていないと言う。
朝野の電話が終わった時にちょうど、JAXAの人たちが来たと奈未が呼びに来る。
電話が気になる黒瀬。
木島と皆川が学校に来ていた。
奈未が挨拶をすると、あのプレゼンの時の?先生になったの?と驚いている皆川。
今は生徒のサポートをしながら宇宙目指してますと奈未は言う。
木島に、若水時代から生徒たちに寄り添ってくれていたと聞いた、ありがとうございますと挨拶をする。
僕は特別なことは何もと言う木島。
実習室へ移動する。
今の生徒たちに挨拶をして、説明を始める木島。
この学校で作られていたサバ缶は、重ねることができない丸缶だったため、宇宙へ運ぶことがそもそもできませんでした。
日本の補給船こうのとりが運用されるようになって状況は変わりました。
空になった補給船にゴミを積み込んで、大気圏に突入させて燃やすことができるようになった。
この学校のサバ缶が、認証されるかどうかスタートラインに立った。
まず、候補と認証は全くの別物、ここからが本番。
今のサバ缶を見せてもらう。
ひと口食べる木島。粘度と味のバランスは悪くはない。
でも認証となると、この状態では無重力で汁が飛び散る可能性がある。
わずかな水滴でも機器を壊してしまう。
瑠夏は、粘度を上げようとすると味が落ちる、味が落ちたものを宇宙へ飛ばしたくはないと言う。
木島は、代がかわっても変わらないんですねと朝野に言う。
それでは、おいしい味を保ったまま、基準をクリアしてください。
じゃあ片栗粉でやってみる?と話し始める奏仁たち。
大人たちは実習を見ている。皆川は写真を撮りながら見ている。
味見をして、宇宙では味の感じ方が変わる、宇宙飛行士ははっきりとした味を好むと話す木島。
出来上がりを見て、粘度は問題なさそう、でも美味しくないと言う奏仁。
女子2人は美味しいというが、瑠夏もこれじゃダメ、作り直そうと言っている。
新たに作り始め、面倒そうにしている菜那歌と寿々。
木島はトイレに行き、戻る途中に、今までの実習の写真がたくさん飾ってある部屋を見つけ、嬉しそうに見ている。

普通科の、奏仁の兄の同級生たちは、サバ缶の話をしている。
あのサバ缶作ったのは今の1年じゃない。
若水の時に出したサバ缶が候補に入っただけ。
先輩の手柄でテレビ出てる。
お前の弟も映ってたと言われ、それが何と言う奏仁の兄・大檎。

菜那歌と寿々はパンケーキ屋で休んでいる。
瑠夏と奏仁ガチすぎる、こんな研究みたいだと思わなかった。
イケてる実習やりたかっただけ。
温度差えぐい、続く気がしない、ちょっと萎えてきたと話している2人。

大檎が、カフェで調べ物をしている弟の奏仁を見つけ、お店に入ってくる。
テキストは開いておらず、とろみのことを調べていて、勉強はどうしたと言っている。
普通科受け直すんだよな?父親から、奏仁の勉強しっかり見てやれって任されている。やる気なかったら見ても意味ない。
何が宇宙サバ缶だ、テレビに出たからって、今だけだと言う大檎。
奏仁は、テレビとか関係ない!俺はただうちのサバ缶を…と言うと、そんな遊びみたいなことより、ちゃんと勉強しろと言われる。
大檎は、普通科の先生が、転入について話聞いてくれるから、明日放課後こっちに来いと言う。

小浜食堂に、木島と皆川を連れてきた朝野。
2人は色々なサバの料理を食べ、とても美味しい、こんなに脂がのったサバ食べたの初めてかもと言っている。
店主が、うちのも宇宙食になりませんか?と聞くと、検討させていただくと答える木島。
元妻に、検討するってよと言うと、冗談に決まっとる、アホやなと冷たく返す。
気まずい空気が流れる。
JAXAさんの前でアホ言うなと言うと、あんたも言ってると言い争う2人。
こういう場なんでと止めに入る朝野。
皆川と木島が、喧嘩するほど仲がいいって言いますし、そういうお相手がいらっしゃること自体が羨ましいと言う。
どこが?適当なこと言うなと怒られる木島と皆川。すみませんと謝る。
別れても毎日顔合わせる、人生の罰ゲームと言う元妻の発言に、離婚かと合点がいく2人。
また店主と元妻が言い争い始め、本当に今日はと止める朝野。
話と空気を変えようと、食の楽しさを教えてくれたのは水産の生徒たちと話す皆川。
木島も、おいしい食を楽しむっていう大事なことを、生徒の皆さんに教えていただきましたと言う。
とはいえ、認証を目指すということは簡単な道ではない。
大丈夫、我らが朝野先生がついてる、生徒と一緒に乗り越えていけると店主と元妻が言い、2人ともクラーク博士をやっている。
ねえ先生と言われ、歯切れの悪い返事をする朝野。
朝野の様子を見て、なんとなく違和感を感じる木島。

ダイビングをして、砂浜から海を見ている朝野。
ダイビングショップの香織が来て、何か考え事をしている顔だと言う。
何があったと聞かれ、教育委員会に異動の話があることを伝える。
行きたいのか聞かれ、考えたこともなかったと朝野は言う。
行くとなったらいつから?と聞くと、早くて来年だという。
でも今、また生徒も揃って、認証に向けて動き出したからと言う朝野。

JAXAでは、東口が木島にボールペンを渡している。
宇宙食に配属になった時からずっと使っていたものだという。
木島は、東口さんのフライトディレクターデビュー、楽しみにしてますと言っている。
東口は、なんだか照れますね、私だって楽しみにしてますよ、木島君の宇宙飛行士デビューと言う。

学校で、朝野に実習をやめたいと話している菜那歌と寿々。
思っていたのと違う、地味、地味なのに放課後残ってやらないとだし。
それは強制じゃないというが、奏仁の圧がすごくて強制みたいなものだと言っている。
やめるなとは言わない、自分達に本当に合っていないと思うなら別のに変えてもいい。
でも、その地味なことを何年も続けてきた先輩たちもいる。
その先輩たちは、本当は自分たちの手で宇宙へ飛ばしたかったんじゃないかな。
2人の気持ちは分かった、だから寺尾さんや竹田君には自分たちの言葉で伝えてねと言う朝野。
実習室で、やめることをいつ言うか迷っていると、瑠夏の兄・寺尾創亮がサバを持って来る。
実習はどうかと話していると、味を変えないようにするならくず粉がいいのではと奏仁が言う。
瑠夏が、前の代ではじかれたやつだよ?と言い、寺尾も、コストの問題がある、高くて量産には向かないと言っている。
宇宙食はそんな大量に作るわけでもない、量産を考えないならくず粉でもいけるのでは?と言っている。
それなら、熊川のくずはどう?若狭の名産品でくずまんじゅうにも使われていると言う寺尾。
くず粉の話を聞くなら、ちょうどいいやつがいる、一緒に行くかと聞かれ、奏仁は用事があると言っている。
じゃあ…菜那歌と寿々を見る。
嫌そうな2人。

結局、菜那歌と寿々が一緒に行く。
熊川宿、近くの山でたくさんくずが取れたらしい。
熊川の宿つむぎで働いている卒業生の早川。
くずまんじゅうを食べながら、くずについて説明を聞いている3人。
くず粉は、よーくかき混ぜること。火にかけながら混ぜ続けるときれいにまとまる。
宇宙でも飛び散らないってこと?と寿々が聞くが、わからないけど可能性はあると言う早川。
先輩らから引き継いだサバ缶、俺らの力じゃ飛ばすことができなかった。
引き継いだのは、技術だけじゃない。宇宙へ飛ばしたいという夢も引き継いだ。
寺尾は、宇宙へ届けたいっていう夢は、お前らだけのもんじゃない、若水から続いてるみんなの夢だと言った。
それを聞いて、朝野に言われた事を思い出す菜那歌と寿々。
後輩の前だからってかっこいいこと言ってると笑う早川。

パンケーキ屋の柚希に話している菜那歌と寿々。
柚希は、地味なのは当たり前、夢が派手なのは叶った瞬間だけ、そこにたどり着くまでは、しんどいこと泥臭いこと、辛抱することだらけ。
それらを全部飛ばして、見せかけのイケてる実習だけやりたいって、なめすぎだって。
みんな本気でやってる、そんな感じならあの夢追ってほしくないと言った。

街で、兄・大檎の同級生たちに声をかけられる奏仁。
宇宙サバ缶君。テレビ出てたよな。
ちょうど近くにいて、見ている菜那歌と寿々。
じゃあと行こうとすると、三好に引き止められる。
調子乗るな、先輩が作った、お前ら何もしてないくせに。
兄ちゃん普通科でめっちゃ頑張ってるのに、弟は海洋でサバ料理ってな。
毎日魚と遊んで楽しい?と言われる。
睨む奏仁。
何だその目、何だその態度と突き倒される。
遊びじゃない、こっちは本気でやってる、馬鹿にすんなと奏仁も突き倒し喧嘩になる。

普通科からの電話をとっている奈未。
普通科へ行き、この度は海洋の生徒がお騒がせして、大変申し訳ありませんでしたと謝る黒瀬。
普通科の先生は、先に手を出したのは海洋の生徒だと聞いた、海洋の生徒は元気があっていいが、手を出すのはいただけないと言っている。
朝野は、どういう経緯でこうなったのかな?と聞く。
大檎の同級生の三好は、普通に話しただけ、宇宙サバ缶をテレビで見たよって。そしたら、急に怒りだして殴られましたと言っている。
それは本当?と聞くと、私たち見てたと菜那歌と寿々が入ってくる。
廊下で、さっき見た本当のことを話す2人。
朝野は、本当のことを言ってくれてありがとうと言う。
2人は、地味とか言ってごめんなさい。
私ら間違ってた、みんな本気でやってた、先輩たちも奏仁も。
何でそんなに本気になれるのか知りたい。
だから、やっぱり続けてもいいですかと言う。
もちろんと言う朝野。
朝野は教室に戻り、普通科の坂田先生に、一つ提案があると言う。

翌日、普通科の生徒たちが、海洋科学科の実習の見学をしている。
普通科の皆さん、今日はありがとうございます。
みんなそれぞれ取り組みたいテーマを決めて研究しています。
魚の処理、アジをさばいている。一匹だいたい30秒くらいで処理する。切ってから急速に劣化するから、できるだけ早く処理するのが基本。
よければ、実習を見て回って、声をかけてみてくださいと言う朝野。
宇宙食開発をしている班。
テレビで見たやつ、今は何をやっているんですかと聞く生徒。
味の改良を行なっています。飛び散らないように粘度を保ちつつ、宇宙で食べても美味しいサバ缶を開発中です。
せっかくだし体験してみる?と言う奈未。
普通科の生徒は、魚を切ろうとするが、全然切れない。
黒ノートを見て、メモもすごい書いてある、すごい研究していると言っている。
先輩から受け継がれてきたもの、みんな本気でやっていると言う菜那歌と寿々。
静かにその様子を見ている奏仁の兄・大檎。
見学が終わり、時間の無駄だったとあくびをする三好たち。海洋の連中と交流とかマジで意味わかんねえと言っている。
大檎は、もうその辺にしとけ、あいつら本気だ。俺らが笑えるようなものはひとつもなかったと言う。
周りの生徒も冷たい目で三好らを見ている。
海洋バカにすんな。それと、今度弟に手出したらわかってるよなと三好に近づいて言う大檎。

JAXAでは、ごめんなさい、落ちましたと東口がダンボールを持って立っている。
他の人で決まってしまったそうです。
ペン返してもらえますか。
ため息をつき落ち込んでいる。
大丈夫ですか?と聞くと、全然大丈夫と言って笑っている。
木島が合わせてハハ…と笑うと、何で笑う?とやんわり怒られる。
こうなったら、木島くんだけでも絶対夢叶えてくださいと言うと、エントリーしてないという。
諦めたわけじゃないけど、ここでまだやり残したことがあるような気がして。

リモートで、木島と話している菜那歌たち。
くず粉を使ってチャレンジしていると話している。
くず粉の扱いを教えてもらったと話す菜那歌。寿々も先生見てと言っている。
嬉しそうな瑠夏と、不思議そうにしている奏仁。急にやる気出してどうしたと言っている。

奏仁が帰ろうとすると、兄の大檎が待っている。
帰りながら話す大檎。
父親が死んで、代わりにならないとと思って勉強しろと言ってきた。
けど、お前を縛ってた。すまんかった。
いつの間にか、お前の方が全然先を歩いていた。
宇宙に飛ばせるといいなと言って肩を組み空を見上げる。

できた試作品を開ける朝野。
タレが全然染み込んでないと言う奈未。
お皿に出してみると、プリンのようになっている。
味見をしてみると、不味い。
粘性は何とかなってるけど、サバの身に味が染み込まないと話にならない。
作り直そう、もう一回タレの濃度から見直そうと言う瑠夏。
やってみなきゃわからない、やろうやろう!と言う生徒たち。

国際宇宙ステーションきぼうでは、たんぽぽ計画が始動。
宇宙で生命の起源を探る、新たな実験が始まった。

みんなで作りながら、宇宙日本食認証申請書にも書きこむ。
書類を木島宛に送る。

木島と皆川が学校に来る。
缶を開け、スプーンですくう。粘性に問題は見られません。
試食します。ひと口食べる、味もいいですね。
やったー!と喜ぶ生徒と先生。
木島は、すみません、喜び中のところ大変申し訳ありませんが、伝えなければならない大事なことがあります。
これから認証に向けての保存検査に入ります。
そののち、微生物検査、官能検査なども行い、問題がないかどうか確認してから認証となります。
朝野が、その検査はどれくらいの期間なんですか?と聞くと、最低でも1年半かかりますと答える木島。
ショックを受ける朝野や生徒たち。

生徒たち4人での帰り道。
長すぎる、間に合うんかな…と言っている。

朝野と奈未も帰り道で話している。
ギリギリ…卒業までに認証なるかどうか…。
空を見上げる朝野。

簡単な感想
東口うける。自信満々に出て行って、素直に落ちたと戻ってくる。しかもペン返してって。
奏仁のお兄ちゃん、同級生が思っているような感情が、最初は少しあったんだろうな。
見学して、遊びじゃないと理解できて、素直に謝って、良かった。
食堂で出されたサバ料理どれもおいしそう!食堂店主と元妻の和子、誰がいても変わらなくて面白い。
夢が派手なのは、かなった瞬間だけ、そこまでは辛抱することだらけという言葉、よかった。
普通科の先生は、生徒の言う「話しかけて、急に怒り出して殴られた」とか、そんな話信じちゃって、どうかしてるわ。
それに引き換え、海洋科を見学してもらうって提案、やっぱり朝野先生はすごいなあ。
しかし保存検査だから長いのは仕方ないけど、学生生活の半分と考えるとチャンスは1回しかない。なかなか厳しい。

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