サバ缶、宇宙へ行く #4 ドラマの内容と感想  #鍵ドラ

サバ缶、宇宙へ行く

2026年 春ドラマ 月曜9時から
ネタバレありの感想です。

宇宙開発への道は、まだ始まったばかりだ
先人たちは、多くのものを託していく
夢、技術、成功、失敗
その全てが次の挑戦へとつながる
託された思いは
やがて別の誰かの常識を、静かに揺らす

小浜の街は、アメリカ合衆国のオバマ大統領就任で盛り上がっている。
寺尾の息子、創亮は漁師として働いていた。食堂でご飯を食べていると、漁師仲間のおじさんたちにビールを勧められる。仕方なく飲むが、まだ味わからんとマズそうな顔をしている。

2009年
学校では、朝野が実習のテーマついて生徒の宮井(早瀬憩)と話している。
特に無いから、先生に決めてもらうのはダメかと聞かれるが、できれば自分で決めて欲しいと答える朝野。
教師の黒瀬に、宇宙サバ缶が2年も止まったままだし、それをやらせたらと言われるが、僕が選んでしまうと宮井さんの時間にならないという。
このままだと誰も続きをやらない、卒業生に顔向けできない、JAXAの人まで呼んで盛り上げておいて、どうするんだと言われてしまう。

JAXAでは、木島と皆川が食事をしている。
数字だらけの資料がテーブルに置かれている。
宇宙食の栄養バランスの資料で、ビタミンD群をどう補うかが今の課題。
皆川が、魚とかいいのでは?と聞くと、それもあるが、保存性、油分、におい、宇宙環境では色々課題がありますと木島が答える。
不足してるんだったら考える価値はあると言われ、まさかまだ高校生たちのサバ缶を待っているのかと驚く木島。

学校での授業中、サバについての問題を出すと、完璧に答える宮井。
見とれる早川(中川翼)。
放課後、学校で、宮井は優秀だと話す朝野と黒瀬。帰り道では、早川と桑田(足川結珠)も宮井の話をしていた。
宮井は、普通校を受けていたが、インフルで体調を崩し、二次募集で若水に来た。


JAXAでは、宇宙食に関してアンケートを実施すると東口が説明している。
長期滞在が増えてきたし、宇宙飛行士のメンタル面のチェックの一環だという。
木島に、素案を作ってくれとお願いしている。

小浜の食堂では、朝野がご飯を食べている。
ちょうど寺尾が魚を持ってきて納品している。
実習の話になり、無理して後輩にサバ缶続けてほしいと思ってない、やりたい人がやればいいと話す寺尾。

学校では、宮井が昔のサバ缶の黒ノートを見つけ夢中で読んでいる。
宮井がサバ缶開発をやりたいという。
先輩たちは、真剣に取り組んでいて、楽しそうに笑っていた、楽しそうだから決めましたと話す宮井。
宮井・早川・桑田の3人でやることになった。

2009年、日本における初の有人宇宙施設である、きぼうが完成。
本格的に運用が開始された。

実習が始まる。先輩は、粘性でかなり苦労していた。
飛び散らないように粘度を上げないとならない。
始めた日ってことで、記念に一筆と言って、ノートに書き込みをする3人。
朝野に、先輩は粘性で苦労していたけど、結局正解にはたどり着かなかったのか聞くと、直接本人に聞いたほうがいいかもと言われる。

寺尾のところに聞きに行く宮井たち。
時間が足りなかったと言う寺尾。
実習で使うし、何回も失敗するからと、たくさんサバをくれる。

朝野はJAXAの皆川に電話をしている。
前に話していた、開発の方に繋いでいただける約束、まだ生きてますかと聞く朝野。
新しい生徒たちが動き出して、サバ缶プロジェクトがまた始まりました、まずは粘性について改良してみますと報告をする。
嬉しそうな皆川。

町では、また始まったらしいと皆嬉しそうに話している。

学校で実習をしている。
粘性を高めるには、先輩はゼラチンでダメだったから、コーンスターチでやってみる。
粘度調整すると、味の染み込みも変わってマズくなる。中々うまくいかない。
放課後もここ使っていい?とやる気満々の宮井。

試作第一号完成。
朝野が試食をする。
うまい、ちゃんとサバ缶だ、相当粘度頑張ったんじゃない?と聞くと、もうサバは見たくない、においも無理と言う生徒たち。
朝野は、成分表をまとめて、缶詰と一緒にJAXAに送ろうと言う。
目を丸くする3人。帰り道、JAXAだ、スケールが違うと盛り上がる。

JAXAでは、皆川が東口にお願いをしていた。
その甲斐あって、宮井たちはJAXAとウェブ会議をすることに。
結局木島が対応する。
説明を始める3人。
サバの味を残しつつ、塩分と脂のバランスを調整。塩分は、缶詰としての保存性を落とさない範囲で調整し、脂質はサバ本来の油を生かすように余分な油は足していない。
課題の粘性は、コーンスターチで試みた。
木島が話す。
粘度について、基準にはまだ達していない。
努力されたこと、表からも分かる。でも優先順位が違う。
まず飛散しないこと、機器に影響を与えないこと、味はその次。
それは、不味くてもいいってことですか?と宮井が聞く。
宇宙食で最優先されるのは安全。宇宙で事故が起きるよりかはマシですと答える木島。
私はまずいものは食べたくないですという宮井。
そうよね、私も美味しい方が好きと皆川が言う。
木島は、もう一点、そもそもの問題が、この缶詰を宇宙に飛ばすことはできないという。
輸送の問題があり、ISSとの往復に使われているスペースシャトルは、実験装置や酸素・水などの必需品を運び、帰りは不要になったゴミを持ち帰る。
持っていく量より持ち帰れる量の方が少ない、ゴミは重量的にも容積的にも少なくしなければならない。
認証されている缶詰は重ねられるもの。送っていただいたこの丸い缶は重ねられない。

ウェブ会議が終わり、話し合っている3人。
缶詰のサイズや形を変えることはできるが、お金がかかると落ち込んでいる。
朝野は、寺尾にその話をしに行っていた。
お金でしか解決できない問題にショックを受ける寺尾。

早川は、帰り道でタピオカ屋に寄る。
そこで、他社の救いを待つのではなく、自分らで変化を作り出せという言葉を聞く。
何かを思いつく早川。
学校に戻り、黒瀬にパソコンを借りて、何か調べている。

次の日、早川は宇宙食について調べたと2人に話す。
宇宙日本食は主食が多い、甘いものはようかんくらい。
ISSに半年近く滞在するらしい。
普通に考えたら、お菓子、甘いものを食べたくなるはず。
朝野が、買ってきたよとキャラメルを持ってくる。
もし宇宙に甘いものを持っていくとしたら、溶けずらく飛び散らないキャラメルがいいのでは。
噛んで食べるし満足感もある。
粘性もクリアできる。
でも、先輩はサバ缶にこだわっていたのでは?と宮井が言うと、君たちは君たちのやり方で宇宙を目指そうと朝野は言う。

実習で宇宙キャラメルに取り組む宮井たち3人。
宇宙キャラメルなら、栄養素も大事だと話している。
先輩のノートを参考に、クラゲの粉末を使ってみる。
朝野は、塩気もあって美味しいという。
もう何度も食べて、味がわからないと早川と桑田が話していると、宮井は何か思いつく。
キャラメルを街の人たちに食べてもらい、アンケートを取っている。

JAXAの宇宙食アンケートでは、種類が少ない、飽きる、味に工夫が欲しいと厳しい意見が出ている。
事故が起きないことを一番に考えているが、何もない宇宙での生活は、食が唯一の楽しみであることもわかる。

2009年、日本初のISS向け無人補給機が、打ち上げに成功した。


JAXAでは、宇宙飛行士たちの言い分も分かるが、基準を緩めるわけにはいかないと木島が電話で話している。
皆川が来て、その電話内容について話す。
メンタル面も考慮した食を取り入れて欲しいと言われた。
じゃあちょうどいいかもと、宇宙キャラメルを木島に渡す。
あの高校生たちは、諦めるどころか発想を変えて再チャレンジしてきたと皆川は言う。
成分表を渡すと、栄養素も考えられていると真剣な木島。
長期滞在が始まるとお菓子が食べたくなるだろうなぁ、発想のきっかけはそこからだったそうだと話す皆川。
木島は、屋上で宇宙キャラメルを食べて、何かを思いつく。
さっきの電話の相手に、再度電話をしている。
基準を緩めることはできませんが、楽しみを提供することならできるかもと話している。

国際宇宙ステーションに滞在中の日本人宇宙飛行士たちが、無重力空間で寿司パーティーを開きました。
日本から届けられたご飯や海苔を使い、各国のクルーと共に日本の食文化を楽しみ、大変好評だったとのことです。

木島は、寿司パーティを開催しようだなんて、どういう風の吹き回し?と皆川に言われ、ちょっと思い出したことがあってと答える。


学校では、朝野が、JAXAの皆川さんから連絡があり、もう一度木島さんに話を聞いてもらえるように動いてくれると電話があったと話す。
まだ続けられると喜ぶ宮井たち。嬉しそうに下校する。

職員室の前には、先生たちが集まって何か話している。
朝野がくると、黒瀬が、教育委員会から連絡が入って、若狭水産の廃校の話が正式に動き出したと伝える。

簡単な感想
やっぱり先生がいい。先生が決めるのではなく生徒に決めさせる。先生が決めてしまえば楽なのに。決めてもらった生徒も楽。でも、それだと全然頭を使わない。
大人になると、余計に考えなくなる。木島も、高校生のおかげで視野を広げることができた。
今回はキャラメル。でも、タイトルにもなっているし、今後、サバ缶を宇宙に飛ばすことができるのかな。

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