2026年 夏ドラマ 金曜10時から
ネタバレありの感想です。
咲子は、別れた方がいいと思うと言うが、絶対別れないと拒否する充。
樹生がコインランドリーに行くと、椅子に横になっている咲子を見つけ驚く。
乾燥フィルターが破れた、所詮網、薄くてペラペラと元気なく話す咲子を見て、もしかして…と樹生が言うと、別れようと思っていると言う咲子。
居心地が悪い、嫌われないようにしなきゃって伝わってくる。私は私で次いついなくなるのかってずっとおびえていると話す。
樹生は、人間関係ほど不可逆なものはない。知って、知る前になんて戻れないと言う。
咲子は、充がいなかった1年も、自分からいなくなった数日も、どっちも大丈夫だった。友達も仕事も家もあって、元夫に会ったり。やっぱり園田さんがいてくれたから大丈夫だったと言う。
なんで今まで家族とか夫婦って形にこだわっていたのかと考える。
親と不仲で、夫いなくても、全然孤独じゃないって気付いてしまったとうなだれる咲子。
遅かれ早かれ失踪されてこうなっていたと言うと、離婚歴は墓場まで持っていけそうだった、10年も隠して、夫を騙すコツとかあるのかと言う樹生。
そう言われ、園田さんが話しやすい理由が分かった、女友達みたいだからだと咲子は言う。
褒めてます?と聞かれ、ううんと否定する。
でも、すっごくありがたい存在。なんの契約もしてないし、嫌われても縁切れてもどうとでもなる。毎週ここで会って、何でもない話をするのが続けばいいなあとは思うと言う。
樹生は、あずさと充さんみたいな感じでね。家の外によりどころがあるっていうのは、心地いいもんなんですねと言う。
僕は、好きにしろとしか言えない、別れたいなら別れればいいと言うと、別れてくれないんですよと言う咲子。
絶対別れないって、話し合いにもならない、どうしましょうと聞かれ、少し考え、めんどくさと言う樹生。
咲子は、充に会いに喫茶ひこうきに来て、直人と話している。
直人に、別れる気ないみたいですねと言われ、何でかな?と聞くと、好きだからじゃないですか?と返事がくる。
咲子は離婚届を出し、カウンターで書きはじめる。
家でやってよとつぶやく直人。
ごめんねと言う咲子に、謝るなら家でやってくださいよと言う。
咲子が、充みたいな人と2人っきりで仕事して、突然1人にされて、大変だったよねと言うと、俺も瀬尾さんみたいな人間だと直人が言う。
小学生の頃は不登校、中学生は部活を転々として、高校の頃はバイトを何度も飛んだ、女の子と付き合っても長く続いた試しがない、同じ人とずっと一緒にいられないと話す。
周りのちゃんとしてる人間からは、我慢と努力が足りないと言われてきた。人間関係は我慢と努力、それができないダメな子。
この先一生転々としながら1人で生きていくって覚悟決めてたけど…と言うと、充の横、居心地いいよねと咲子が言う。
直人は、大変だったらすぐ辞めようと思ったけど続いてる、新卒で入った大企業は3日で辞めたのにと言う。
私でも結婚の最短記録3ヶ月だよ?と言うと、離婚のスピード感と比較しないでくださいと言う直人。
でも、俺も咲子さんも、瀬尾さんと似たもの同士ってこと。
咲子は、私と充は違う、お互い全然違うところを見てると言う。
直人は、咲子さんのこと好きですよ、…瀬尾さんの方がもっと好きですけどねと言う。
2人のこと好きだし理解もできる、自分もしたいのにできないことするから、うらやましくて余計イライラしたと話す。
その時、充が裏のカーテンを開けじっと咲子を見ると、これ先に書くからあと埋めといてと言われる。
嫌だ、書かないと言い、シャッとカーテンを閉める。またカーテンを開け、書けない書いた事ないしと言いまた閉める。
カーテンを開け、ホントわがままだよねと言いながら出てくる充。繰り返すわけだよ、結婚生活うまくいくわけない、もう次はないかもよ、結婚してくれる人なんて現れないと思うと言う。
知ってるそれでいい、家族にこだわるのはやめた。戸籍が別でも一緒に住んでなくても、会うのが週1でも月1でもいい。お互い居心地がよくて、ちょうどいい距離感でいられる人とだけ一緒にいる。充ともそうなりたいと咲子は言う。
だから家族やめよ?と言われ、やっぱり園田さんの旦那さんと不倫してるでしょと言う充。
直人は、何でそうなる?と驚く。
咲子は、じゃあもうそれでいいと全てを肯定する。
充に、残り書いてねと離婚届を渡し、証人のサインを直人にお願いする。
嫌ですと即答されるが、いつもありがとうと言う咲子。お邪魔しました〜と帰っていく。
充は離婚届で紙飛行機を作り、今日帰ってこれ飛ばしたら嫌われるかな?と言っている。
嫌われない、無理無理と言う直人。
充が帰宅すると、咲子がカレーを作っていた。
早かったねと咲子が言うと、直人が早く帰れと言ったという。
充が、離婚届の紙飛行機を鍋に向かって飛ばし、見事にカレー鍋に入る。
咲子は呆れるが、冷静に取りカレーを拭き取り投げ返す。
それをよけて、さっちゃんなんか好きになんなきゃよかったと言う充。
嫌いになっていい、気持ちよく別れようと言う咲子。
出会わなかったら結婚なんかしなかった、向いてないって分かってたのに間違ってた、気の迷いと愚痴る充。
咲子は、間違って結婚したなら離婚したらいいんじゃないと言う。
さっちゃんが家買おうなんて言うから逃げられなかった最悪とまだ言う充。
じゃあ別れてあげよう逃げ放題!と言う咲子。
充はいじけた顔で、いつもムダに明るくて元気でと言っている。
咲子は、持ち直すの早いだけで、結構落ち込んだりするけどねと言う。
どこ連れてっても楽しそうにするし、なんでも美味しそうに食べるしと充は言うが、人混みとトマト苦手だけどねと返す咲子。
なんでも一生懸命だし、よく笑うし…と言うと、褒めてくれてありがとうと笑う咲子。
不機嫌な顔をしている充を見て、別れたくなくてごねてるんじゃないでしょ?と咲子は言うが、別れたくないだけだよと充は言う。
ケンカでもして本音吐かせよう怒らせようって魂胆?と聞くと、別れたくないだけとまた答える。
咲子は紙飛行機の離婚届を持ち、これまだ出してない、まだ夫婦、嘘はダメと言う。
この数日、充も居心地悪かったでしょ?離れて楽になろう、何に意地張ってるの?と聞く。
充は、嫌われたかっただけ、嫌いになって別れれば、お互いに楽になると思っただけと言う。
申し訳ないんだけど、嫌いにはなんないよと言う咲子。
今生の別ってわけじゃない、家族やめて、もっと楽な関係になろうってこと。だから、安心して別れてと言い紙飛行機を差し出す。
充は仕方なく受け取り、紙飛行機を広げる。
こんな折れ線だらけでカレーのシミもついてて受け取ってもらえる?と聞く。
さすがにこんな状態で出すのは初めてと咲子が言うと、5回目でも初めてのことあるんだと笑う充。
こんなに好きになって、こんなに長く一緒にいたの、充が初めてだもんと充を見つめて言う咲子。
咲子と充は、充の荷物の仕分けをしていた。
荷物を送るために、新しい家の住所を聞くが、家は決めてないと言われ、驚く咲子。
家とか、すぐに無くても全然と言われ、説得力がすごいと妙に納得する咲子。
充は全部捨てようとするが、Tシャツとスウェット、旅行のたびに増えた下着は、もったいないし帰ってきた時便利だから置いておきなと咲子は言う。
そう言われ、実家みたい、普通の実家がどんなか知らないけど、実家からまた一人暮らしに戻る前のお母さんみたい、わかんないけどと言って笑う充。
洗濯機に入れっぱなしの服、洗濯しちゃおう、乾燥機使えないから干さないと…充は、一緒に干そうと言う。
全部乾いたら、行くねと言う充。
樹生の家には、妹の実樹が来ていた。
あずさに花を供え、手を合わせる。
お土産に花火を持ってきていた。
東京だとどこで出来るのかと話す樹生。
実樹は、どこか行きたい所ないのと翔に聞く。
翔は元気に、水族館!と答える。
まだパパと行ってないと言われ、何も言わずにキッチンに向かう樹生。
実樹は、あずさから水族館のことを聞いたかと聞く。
何も聞いていない様子の樹生を見て、まだだったかと言う実樹。
咲子と充が洋服を畳んでいると、花火のチケットが出てくる。
咲子が、ごめんそれ行ったと言うと、でもチケット使ってないじゃんと言う充。
行こうとして行けなくて、違うところから見たと咲子は言う。
花火見れたならよかった。この席、人混み通らなくても行けるんだよ、別ルートがあって、席もゆったりしてるから、そういうとこならさっちゃんいけるかなって。
引っ越してすぐ、乾燥機なかった頃、一緒に洗濯物取り込んで、その時ビルの向こうにチラッと花火が見えて、その花火をすごい見ようとしてたから、やっぱり花火は好きなんだ見たいんだなって思って。
咲子は、このチケット私と?と聞く。
充は、花火キレイだった?と聞く。
涙目になりながら、綺麗だったと答える咲子。
充も泣きそうになりながら、一緒に見れなくてごめんねと言う。
泣いている咲子に、帰りは?人混み大丈夫だった?と聞く。
人と一緒だったからと泣きながら答える咲子。
充は、ならよかった、園田さんと行ったの?と聞く。
泣きながらうなずくと、チケット取らなくても、探せば見れるとこあるよね、もったいなかったなと充は言う。
実樹と遊んでいる翔をじっと見て、パパとも水族館行こっかと言う樹生。
準備しようと声をかけると、翔はちょっと待ってと自分の新品の靴を持ってくる。
買った時ちょっと大きかったやつ、大きくなってちょうどよくなったねと話していると、ママの楽しみと翔が言う。
最初ちょっと大きいのがちょうどよくなるの。
翔は、あずさの写真を動かし、ピッタリになった靴を履いて見せている。
よくサイズが大きいのを買ってくるから、長く使えなくていいからちょうどいいサイズを買いなよって言ったらはぐらかされて。靴は、大きすぎると危ないから、履けるようになるまで飾っといて、たまに履かせてみて、それはそれで楽しそうだったと樹生は言う。
ケチくさいなって思っちゃってた、一緒に楽しめばよかった。
ねえねえ、パパ聞いてと言いながら走ってくる翔。
その姿が、あずさと重なる。
<ねえねえ樹生聞いて>
嬉しそうに笑う樹生。
翔は、まだ何も言ってない、ロマンスカー乗りたいと言う。
咲子と充は、一緒に洗濯物を干しながら話している。
また指輪してると咲子が言うと、長野で父親の畑を手伝って、その時外せって言われてそのまま外していたと充が言う。
お父さんの具合悪いって聞いて会いに行ったんだよね?と聞くと、会いにと言うか見てみようぐらいの感じだったけど、サービスエリアでまた急に逃げたくなって、あとからバス事故の事知って、訳分かんなくなって、どこに行けばいいか分かんなくなって、元々の目的地だったあの家にと充は言う。
親と暮らしてみてどうだった?と聞かれ、年は取ってたけど無関心で何も変わってなかった、人って変わらないと答える。
よく1年持ったねと言われ、でももう他人だと思ってたから、距離感はつかめてた。客観的に親のこと見れていい機会だったと答える。
充は洗濯物を干しながら、顔見ないで話せるの良いと嬉しそうにする。
最後だし、聞きたいことある?顔見て話すの恥ずかしいようなのと充が聞く。
笑いながら考える咲子。なんで私のこと好きになったの?と聞く。
充は、今?と言いながらも答える。
確信したのは、何回目かのご飯のあと。遅くなってタクシー拾うのに外歩いて、渡ろうとしてた短い横断歩道の信号が赤になって、深夜で人も車も通らないのに、さっちゃんは立ち止まった。
俺も普段は止まるんだけど、一緒にいる人が渡るなら渡っちゃう。けど、この人どうか分からないからどうしようかなって思ってたら、同時に足止めて、青になるまで止まったまま雑談して。
それだけのことなんだけど、その夜の寝る前とか朝起きて顔洗う時とか、さっちゃんのこと思い出してた。
充は、さっちゃんは何で?と聞く。
もう忘れた、気付いたらってやつと答え、天気いいから他のも洗濯しちゃおうと言う。
シーツとか?最後いつ洗濯した?と聞くと、全然してないと答える咲子。
じゃあ洗わなきゃねとつぶやく充。
<それから、シーツにブランケット、枕カバーにクッションカバー、しまいにはカーテンまで洗濯して、2人で協力して干した>
<乾くな乾くなと祈りながら干して、ちょっとズルもした>
充がいない間に、干したシーツに霧吹きをかける咲子。
<家を買う時、毎日帰りたくなる家にしたいねって話して、たくさん探した>
<見つけたこの家で特に気に入ったのが、庭があることだった>
<シーツもカーテンも干せちゃうね、そんな話をしたのに、すぐに乾燥機能付きの洗濯機に買い替えてしまった>
咲子がいない間に、干した洗濯物に霧吹きをかける充。
洗濯物が乾き、取り込んで2人で畳む。
カーテンも乾き、フックをつけていく。
乾燥機の調子が悪いから、コインランドリーとか別の方法を考えていたけれど、2人で一緒に干せばよかったと話す充。
そう言われ、何かを考え、フックはあとでやるからもういいと言う咲子。
さっちゃん届かないからカーテンつけるよと言うと、脚立買った、もう1人で出来ると答える。
本当にもう大丈夫なんだと少し残念そうに言う充。
充は立ち上がり、バッグを持つが、立ち止まる。
着替えを置いていこうかな、歯ブラシとかは…と言うと、排水口の掃除に使うと言われ、いいけどそう言われるとなんか…と少しショックを受ける。
じゃあと言われ出ていこうとするが、また立ち止まり、洗濯機のフィルターあさって届くからねと言う充。
ソファーで寝ちゃわないようにねと言って玄関に向かい、また立ち止まる。
役所の届け、もし書いたのダメだったら、書き直すのにまた新しいの持ってくるね。
充は名残惜しそうにして、なかなか先に進まない。
少しずつ進み、玄関のドアに手をかけ、また立ち止まる。
あと、なんかあったかな…。
咲子を見つめ、もう、大丈夫かと言う充。
寂しそうに笑い、いってきますと言い家を出る。
咲子は、充のいない玄関を見つめていた。
充は家を出て、指輪を外しポケットにしまう。
歩いていると、樹生としりとりをしながら、川のほとりを歩いている翔に声をかけられる。
どこいくの?と聞かれ、ちょっとねーと言うと、翔はバイバーイ!と元気に手を振る。
充も手を振り、樹生に頭を下げ歩いていく。
咲子はカーテンを取り付けていた。
咲子も指輪を外していた。
充は古書店を訪れていた。
何の用ですか〜と言う店主に、園田さんのことで伝えたいことがと言う。
勝手にどうなんだろうって悩んだと言うと、施設に絵本持ってくる本屋さんの話?と言う店主。
気付いてたのかと聞くと、みんなが好きな絵本をかっさらっていく中で、あずさちゃんだけは、本屋さん聞いてーってまず話しかけてきたという。
絵本はいいのか聞くと、絵本の内容はずっと変わらないけど、私が今話したいことは明日になったら変わっちゃうからって。
履歴書見て、面影あって、あの子だってすぐ分かったけれど、黙っていた。
どうして?と聞くと、気持ち悪いと思われたらショックじゃないですかと笑う店主。
そのくせ、勝手に父親気分で、だから旦那には随分と意地悪しちゃいましたと言う。
再会できて喜んでいた、打ち明けておけば、もっと思い出話とか…と言うと、喜んでたって、あなたが知ってるからそう思うんですよと言う店主。
相手の反応が想像できずに、自分の過去を語るのは、怖いでしょ?と言う。
園田さんとどんな話をしたのかと聞くと、それは内緒ですね〜と嬉しそうに返事をする。
死んでも、プライバシーは守られるべきだと思いますよと言い、充を見て笑う。
充もそうですねと笑い、お邪魔しましたと店を後にする。
店主が、あずさからもらったポータブル扇風機を使うと、気付いてたんですねとあずさが現れる。
驚き、言ってよーと笑う店主。
あれ、あの男の子どうなったんだっけ?と思い出話をする2人。
よく覚えてますねとあずさが言うと、楽しかったからと店主は答える。
あずさは、友達でもない、家族でもない、名前のない関係の人と話すの好きと言う。
店長もそうでしょ?だから、ずっと会ってない娘さんの話を私だけにしてくれたんでしょ?
店主がよく覚えてるねと言うと、あずさも楽しかったからと答える。
子供の時、あの時間があったから寂しくなかった。必要で大事な時間でしたと言うあずさ。
お互いにねと言う店主。
そこに、お願いしますと女性が本を持ってくる。
樹生がコインランドリーで座っていると、充が来る。
樹生はやっぱ来たとつぶやき、第3金曜なのにこっちの園田ですみませんねと言う。
こっちの園田さんに会えるかなと思って来たと言う充。
なんですか気持ち悪いと言い、立ち上がる樹生。
奥さんから水族館のことって…と充が言うと、最近妹から聞いたと答える。
充は、翔くんが3人で水族館に行きたがってるから、妹さんに預けて、まずは夫婦2人で練習しに行くんだって、すごく楽しみにしていましたと話す。
樹生は、苦手なものが共有できてれば、うまくいくもんだと思い込んでましたと言う。
そっちの夫婦もそうかと言う樹生。
充が、さっちゃんは洗濯物を干すのが苦手なんですけど…と話している途中で樹生が割って入る。
家じゅうのあらゆる布を洗濯して、一緒に干しながら語り合ったんですよね?
そう言われ、筒抜けだと充が言うと、女友達みたいなもんなんでと樹生は言う。
なんか言ってました?と充が聞くと、教えませんよ、女の友情って意外と固いんでと答える。
女の友情と言い笑う充を見て、心配なんですか?と聞く。
充は首を横に振り、さっちゃんは大丈夫ですと答える。
直人君が寂しがり屋さんなんで心配です、時々お店に遊びに行ってあげてくださいと言う充。
樹生は嫌だよと言いそっぽを向く。
コインランドリーを出ようとする充に、どこへ行くのか聞くが、充は軽く頭を下げて去っていく。
コインランドリーには、あずさが現れる。
水族館行けなかったねと言うあずさに、実樹が申し訳なかったって、相談されて、すぐ休み取ればよかったってと言う樹生。
あずさは、翔のためでもあるけれど、私が2人で行きたかっただけだからいいのと答える。
そういう理由があれば翔を預けやすい、水族館嫌いラッキーって思ったと言われ、笑う樹生。
樹生は、あずさとあの人の関係が分かった、今すごく理解できてると思うと言う。
あずさを見つめ、でもやっぱ嫌なもんは嫌だわ…ただの嫉妬と言い目をつむる。
机にうなだれ、ごめんと樹生は言う。
夜、樹生と翔は咲子の家にお邪魔し、ベランダで花火をやっていた。
遊び終わり、翔は寝てしまう。
テーブルにあるミシンが目に入り、何か作っているのか聞く樹生。
咲子は、翔君が小学校で使うものを何か作りたくて、いいですか?と言う。
樹生は、助かります、ありがとうございますと答える。
ベランダで片付けをしながら話す2人。
こういう感じが続けられればと言う樹生。
咲子は、私たちですかと確認し、ぜひと答える。
よかったと安心し、他人に説明しにくい中途半端な関係だからと話す。
そう言われ、だからあの2人も私達に言わなかったんでしょうね。言えなかった?言いにくかった?と言う咲子。
樹生は、瀬尾さんと知り合って、この感覚を知れたのはよかったと言う。
あずさと充さんにも、2人なりのちょうどいい距離感があったんだなって思える。
翔君も寝ちゃったし、恋バナでもしますか?と言う咲子。
しません、まだそういうのないと樹生が言うと、あずささんとの恋バナですと言われる。
園田さんのどこを好きになったんだろうってずっと気になってたと言われ、樹生は少しイラッとする。
聞いたことあるか聞くと、無いけど多分あれ、全部と答える樹生。
そう言われ、咲子は飲んでいるビールを吹き出しそうになる。
あずささんに聞いてみたいなあと空を見上げる咲子。
それでもなお、全部ですってと言う樹生。
喫茶ひこうきには咲子もいて、千鶴、古書店店主が訪れていた。
結婚情報誌なのに離婚特集をやりたいと咲子が言い出したと話す千鶴。
古書店店主は、結婚情報誌で離婚特集やったらアガるでしょと言う。
直人が冷静に、どの目線で話してるんですかと言うと、本屋だもんと答える。
その時、樹生が翔を連れて訪れる。
メンバーを見て、やっぱり帰りますと樹生は言うが、翔はさっちゃん!と言い走っていく。
しょうがなく店に入り席に着く樹生。
翔が、おじさんは?と聞くが、おじさんはいませんと樹生は答える。
千鶴が、今後どうするのかと直人に聞くと、店をもらったと答える直人。
瀬尾さんがフラッと帰ってきたら、雇ってあげてもいいかなと思っているという。
みんな充君が好きだねと言う千鶴。
クセになる良さがあると言う直人に、分かる〜と言う咲子。
その時電話が鳴り、咲子が電話に出る。
その様子をじっと見ている樹生。
喫茶ひこうきです。
いつもありがとうございます。
すいません、金曜定休日なんです。
充はバスに乗っていた。
ふと見ると、子供…幼少期の自分がいる。
充がどこ行くの?と聞くと、子供は何も答えず下を向く。
充は、大丈夫、大人になると帰る場所増えるからと言う。
そう言われ、子供はにっこりと笑う。
咲子がコインランドリーにいると、あずさが現れる。
すいません、こっちの園田ですというあずさ。
初めましてと挨拶をし、ちょっと緊張すると笑い合う2人。
最近、旦那さんにあずささんとの馴れ初め聞いたところでと話す咲子。
あずさは、絶対ちょっと盛ってるし恥ずかしいと笑う。
園田さんの会社の受付で働いていて、連絡先分からなくって、園田さんの部署の内線に電話して、食事の約束してって。盛ってますよね?
そう言われ、それはマジですと答えるあずさ。
咲子は、園田さんのどこをお好きに?と聞く。
仕事中、受付嬢なんてみんなスルーで、いい人でもちょっと会釈するぐらいで、でも樹生はちゃんとこっちを見て挨拶してくれて。ポイントなのが、私にだけじゃなくて、隣にいる同僚にも、エントランスに立っている警備員さんにも毎日言うところ。
さっちゃんは?とあずさも聞く。
ほとんど一目ぼれみたいな感じで…と答える。短い横断歩道の話をする咲子。
咲子は、トーストにピーナッツクリームを塗り朝ごはんを食べる。
ミシンで翔の入学セットを作っている。
夜には家に虫が出て、悲鳴を上げながらも殺虫スプレーで格闘する。
別の日には、母親からの電話に出ていて、うまく受け流していた。
人が来るからと電話を切り、ご飯を作るための食材を用意するが、今日これいらないとつぶやき、かぼちゃを冷蔵庫にしまう。
ダイニングには、2人分の食器が用意されている。
チャイムが鳴り、嬉しそうに応答する咲子。
ベランダには、洗濯物が干されている。
咲子はおかえり〜と言いドアを開ける。

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