Tシャツが乾くまで #7 ドラマの内容と感想  #鍵ドラ

2026年 夏ドラマ

2026年 夏ドラマ 金曜10時から
ネタバレありの感想です。

充は、洗濯が終わるまで話していたのは、2人と同じだと思うと言う。
咲子は確かにと言い、ほっぺ冷やしてと充に保冷剤を渡す。
樹生は事実を確認し、納得はしていないが、翔を預けてるから帰ると言う。
充に、途中まで2人で話せますかと言い外を歩く。
歩きながら、奥さんのこと僕のせいですと謝られ、樹生は胸ぐらをつかみこぶしを振り上げる。
殴ってほしいんでしょうけど、殴りませんよと樹生は言う。
充が失踪のことを話そうとするが、あずさのこと以外どうでもいいと言われる。
本当にあなたがあずさのことを誘ったのかと確認し、樹生は帰っていく。
充は黙って頭を下げている。

樹生は、古書店に翔を迎えにいく。
翔は、店主の膝の上に座り、絵本を読んでもらっていた。
ちょっと待って、今いいとこだからと言う翔。
樹生は待ちますと言い、その姿を優しい顔で見ていたが、あずさのことを考え泣きそうになり、外で待つことにする。

充が家に戻ると、咲子の姿が見あたらず、焦って家の中を探す。
どうしたの⁉︎とトイレから出てくる咲子。
いなくなったと思ったと咲子を抱きしめる充だったが、この数秒見あたらないだけで、1年も姿くらませてたヤツにそんな心配する資格はないと言われる。
いっそ不倫されてた方がマシかもって思った、よほどの信頼関係だよねと言う咲子。
話したら嫌われるかもって、怖くて言えてないこといっぱいあるけど、なんで逃げたか、園田さんとのことも説明するために話すと言う充。

絵本を読んでもらっているうちに、翔は寝ていた。
樹生は、あずさにあげたしおりに気付く。
店主が、ブックカバーとお揃いのやつねと言い、あずさの手帳を渡す。
樹生が中を少し見て閉じると、君が見てショックを受けるようなことは書いてなかったよと店主は言う。
不倫じゃなかった、恋愛感情とは別にある信頼関係って、あまりにも強いとショックを受けている樹生。

充は親の話をする。
父親も母親も、子供ができたから仕方なく結婚した。
子供に全く無関心な親で、いたずらしても睨むかため息をつくだけで怒ってくれなかった。
ご飯は食べられたし、風呂に入れたし、服も洗ってもらえた、殴る蹴るもない、ただ愛されてないだけ。
学校で一番びっくりしたのは、誕生日はお祝いされる日だってこと。
転勤族で、絶対的な帰る場所が決まっていなかったが、それが逆によかった。
母親に連れられて喫茶店に行くことがあり、そこのおじさんがたくさん話を聞いてくれた。
また引っ越すことになり、おじさんに話すと、ひとつの場所、1人の人にこだわる必要はない、どこにでも行けるし、いろんな人に出会えると言われた。
どこかにとどまっていなくていいと気が楽になった。
その日の夜、初めて逃げた。
誰にも知られず目的もなく、遠くへ行くのが快感で、それから小4、小6、中2、高2、大学1年と失踪した。
それからも、2〜3年に一度失踪して、その都度転職した。
だんだん再就職も厳しくなってきて、1人でできる喫茶店を始めた。
咲子が、付き合う前の失踪の時、やっぱり好きなんだって確信したと言うと、俺もと言う充。
充は、逃げる時はとにかく知ってる人がいない場所を目指すけど、初めてあの人に会いたいなって思ったと話す。

樹生は帰宅し、あずさの手帳を読みながら泣いていた。
すると翔が起きてきて、ママの字、読んでと何度も言う。
今度読むね、もっかい寝ようと言う樹生。

咲子は、前の失踪から、もう10年くらい経つよね?と言うと、10年も同じ場所にとどめてくれてすごいと言う充。
じゃあ、なんでまた?と聞くと、子供諦めて家買おうってなって、家に足を踏み入れた瞬間、ここに一生2人きり、もう逃げられないって思ってしまったと充は言う。
住み始めたら、どんどん逃げたくなっていった。
バスとか電車、わざと乗り間違えたり、そういう兆候があって怖くなった。
さっちゃんが嫌なわけじゃないのに、2人きりで一生同じ場所でって、考えれば考えるほど、幸せで息が詰まった。
あの日も、サービスエリアでこのまま消えようって思った。
バスが事故に遭うなんて思わなかったし、園田さんに甘えて1人で降りた。
わかってもらえないと思うけどと言うと、充がそういう人ってことは分かった、過去も理解した、全部信じると言う咲子。
咲子は、それで私はどうすればよかったの?と聞く。
さっちゃんが悪かったことは一度もないと充は答える。
今まで出会ってきた人は、いつか縁が切れる前提で付き合ってきたけど、さっちゃんは違ったから、どうしたらいいか分からなくなったと言う充。
一緒にいたいけど、こんなだから、いつか嫌われていなくなるって、ずっと怖かった。
咲子が、だったらその前に自分からいなくなろうって?と聞くと、そう考えるようになってたけど、逃げずに済んでた、第3金曜日になれば、園田さんに会えたからと言う。
事故の一年くらい前に、コインランドリーであずさと出会った話をする充。

話し相手になってもらえます?と嬉しそうにするあずさ。

<園田さんは変な人だった>
<会話する必要のない初対面の人間と、わざわざ話したがる>
<意味がわからなかった>

雑談をする2人。

<園田さんはやっぱり変な人だった>
<頭に浮かんだことが、そのまま口から出てしまうような、まるで自分とは違う生き物だった>

<瀬尾さんは変な人だった>
<私のどうでもいい話を真面目に聞いてくれるけど、話す言葉は全部ウソみたいだった>

<旦那さんの愚痴かと思って聞いていても、必ずのろけ話に着地した>
<ホントに旦那さんのことが好きで仕方ないんだと思う>

あずさに平日休みか聞かれ、喫茶店をやっていて、金曜日は定休日と答える。
あずさも金曜日はパートが休みで、平日休みは好きと話す。
樹生は会社、翔は保育園で、3人の時間も好きだけど、それは金曜日には2人と離れられるからなんですと言う。
充はわかると言い、楽しいし一緒にいたいのに、ずっとは苦しい、だから定休日変えたくなくてと言う。
そう思うのは普通だと言うあずさ。
あずさが施設で育った話をすると、ちょっとうらやましいと言う充。
施設は、なかなか大人に話を聞いてもらえなくて、絵本の寄付に来る本屋のおじさん捕まえて話していたとあずさは言う。
そちらの身の上話も聞かせてと言われ、失踪癖の話をする充。

<誰にも話してないことを、一気に話した>
<親のこと、逃げたくなる衝動のこと>
<常にいい人を演じて、その場限りの関係を築いては、逃げて、縁を切って、またつないで、逃げてって繰り返してきたこと>

<そのまま園田さんの乾燥を待つ間も話した>
<時々ちゃちゃを入れたり、大げさに驚いたり、笑ったりしながら聞いてくれた>
<でも、ありえないとか、それはよくないとか、そういうことは一度も言わなかった>

乾燥も終わり、失踪癖は直ったってことかとあずさが聞くと、この10年はさっちゃんがいるんで…と言うが、でも直ってはない感じがすると言う充。
洗濯物をしまい、2人は一緒に帰る。
別れ際に、次いつ行きます?と聞くあずさ。
じゃあ、来月第3金曜日にと充は答える。

<月に1回、あの時間さえあれば、ここから逃げたりしない>
<目の前の幸せを不安に思ったりしない>

それから毎月第3金曜日、洗濯乾燥が終わるまでの時間、園田さんと話したと説明する充。

樹生も、充とのことが書いてあるあずさの手帳を読んでいてた。

<どうでもいい雑談もしたし、誰にも話したことのない子供の頃のトラウマも披露しあった>
<瀬尾さんのことを理解できるのは、自分だけかもしれないという、根拠のない自信もあった>
<この先一生、一緒に居続ける人達から距離を取る時間>
<それでいて、その人達といられる幸せを再確認する時間>
<ちょっと離れたいと思うくせに、私達は暮らしている人の話ばかりした>
<私にとっては、月に1回、ただ話を聞いてくれる人>
<それがよかった>
<悪いことはしてないけど、樹生に瀬尾さんのことは話しにくい>
<私と瀬尾さんの関係を理解してもらえる自信がない>

充は、なんでも話せるのは、園田さんは自分の人生に関係のない他人で、嫌われてもいいからと言う。
さっちゃんとは、言いたくないことは言わなくていいって決めて、それが心地よくて、でも園田さんは何を言ってもよくて、嫌われてもよくて。
分かったと言う咲子。
汚したくなくて、一番お気に入りの服なのに全然着てないみたいな。思いっきりミートソース飛ばしながら、おししいねって一緒にパスタ食べる方が家族って感じするけどな。汚れたら洗えばいい、洗濯は苦手だけど、シミ抜きは得意だよ。
充が分かってると言うと、シミ抜き得意なこと?と聞く咲子。
充は、ちょとずつ間違ってたこと、汚れる前に捨てて、新しいの買って、そうやって生きてきちゃったから、汚したくないし捨てたくないってなったら、どうしていいか分かんなかったと言う。
外に行こうとする咲子を呼び止めると、私だって自分の意思でここから離れたい時あると言われる。
咲子は、親に会いに行くのに連れてくって、全然自分の人生に関係ない人じゃないよと言う。
充は、今出ていって、園田さんの旦那さんの所に行くの?と聞く。
だったら?行かないでって言える?と返す咲子。
咲子はそのまま出ていってしまう。

事故があった日、失踪しようとバスに向かうと、あずさが現れ驚く充。
何でいるんですか?と聞くと、実樹ちゃんが来てくれる日なんですと言うあずさ。
そういうことじゃなくてと言うと、ついて行きたいかもしれませんとあずさは言う。
あずさは、心細くないですか?と聞くが、でも園田さんには関係ないしと言われる。
関係ない人間なら迷惑かけてもいいじゃないですかと言うあずさ。
失踪歴のこと聞いてたら、興味が湧いてきてと言うあずさに、家族に迷惑かけるんで、絶対ダメですと充は言う。
あずさは、失踪癖が直ってないのなら、ガス抜きできるといいのかなってと言う。
今日一日だけの失踪、失踪がバレる前に家に帰れば、失踪したことにはならない。
おしゃべりが月1で、プチ失踪は半年に1回とかどうです?と聞く。
いいけど、人によっては不倫だって言われそうと充が言うと、これぐらいの後ろめたさはあってもいいんじゃないですかと言うあずさ。
月に1回しゃべってるだけでも、心の不倫だって騒ぐ人はいる。どうせ理解されないなら、ちょっと不倫まがいなことしときましょうよとあずさは言う。

<1日だけのバレない失踪>
<夜にはさっちゃんが待つ家に、帰るつもりだった>

簡単な感想
あずさと充は、幼少期に寂しい思いをしていたのは確かで、それが人との距離の取り方に影響しているのだろうか。
充は、愛されたことがないから、不安で仕方ない。さっちゃんに嫌われて、いなくなってしまうかもって、自信がない。この気持ち分かる。でも失踪はやっぱり良くない。
ずっと家族と一緒は疲れる。1人になりたい時もある。あずさの言う通り、そう思うのは普通だと思う。ただ、1人になりたいんだよなあ。知らない異性に話すとかないし、同性もめんどくさい。あずさは、誰かに聞いてほしい満たされない思いが、ずっと残っているんだろう。
ついて行きたいかもしれませんって、あずさ言ってたね。さすが樹生、よく分かってる。でも、充は本当のことは言わない。あずさが亡くなってしまった原因は、失踪のことを話し、はっきりと断らなかった自分にあると考えている。
ずっと言いたくないことは言わないでいるのは、どんどん距離ができていく。
完璧な人なんていない、言って嫌われたらそれまでの関係。充もそう思える日が来るのだろうか。

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